接骨院・整骨院について
整骨院・接骨院は、柔道整復師が「骨折」「脱臼」「捻挫」「挫傷」「打撲」などのケガを施術するところです。
病院と同じように、各種健康保険で受診することができます。 また、交通事故・労働災害でのケガなどもお取り扱いできますので、お気軽に最寄りの整骨院・接骨院窓口までお問い合わせ下さい。 初診の時や、月初め、保険証が変更になった場合は窓口にご提出下さい。
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その1:骨折(こっせつ)
どんな症状?
骨折の目安は、患部を動かしたり触ったりすると激しく痛み、内出血による腫れ、皮膚の色の変化、 形の変化などが起こります。
※このような症状の時は早急に専門の処置が必要になります。
応急処置
- 患部を安静にしてください。
- 添え木をあてて固定します。(添え木は、身近にある雑誌・ダンボール・新聞紙などで可能です)
- 出来るだけ動かさないようにして直ちに来院して下さい。
その2:脱臼(だっきゅう)
どんな症状?
脱臼とは、身体の関節がはずれてしまうことです。
柔道やラグビーなど、はげしくぶつかりあうスポーツにはつきもののケガで、 あご・肩・ひじ・指などによくおこります。
応急処置
- 自分で無理に戻さないようにします。
- 包帯、三角巾、ネクタイ等を使って、固定します。
- 出来るだけ動かさないようにして直ちに来院して下さい。
その3:捻挫(ねんざ)
どんな症状?
捻挫とは、関節を繋いでいる靭帯や血管が強く傷ついてしまったり、切れてしまった状態のことです。
足首の捻挫は、非常に起こりやすいケガで、時に内出血で皮膚が変色したり、動かすことができなくなる場合もあります。 また、寝違えやギックリ腰も捻挫に含まれます。
応急処置
捻挫の時の応急処置【 RICE 】
Rest(安静) Icing(冷却) Compression(圧迫) Elevation(高挙)
- 冷水や氷嚢等で患部を冷やして、包帯や三角巾などで固定します。
- 患部は無理に動かさないようにして、足や膝の捻挫の場合は体重をかけないようにします。
- 患部を心臓より高く挙げ安静を保ちます。
- 出来るだけ動かさないようにして直ちに来院して下さい。
その4:挫傷(ざしょう)
どんな症状?
「肉離れ」とも言われています。運動中や運動後に、あるいはちょっとした日常動作などで、急に筋肉にしこりができたり、痛んだりします。 筋肉の組織である血管や筋繊維が切れて起こる症状です。
応急処置
- 直ちに、水や氷で冷やします。
- 手足(脚)の場合は、包帯などで固定します。
- 出来るだけ動かさないようにして直ちに来院して下さい。
その5:打撲(だぼく)
どんな症状?
強くぶつけたり、ちょっとした打ち身でも、内出血を起こしたり、なかなか痛みがとれない場合があります。
応急処置
- 打撲した部分を安静にします。
- 痛みや内出血を軽くするために、患部を冷やしてください。
- 出来るだけ動かさないようにして直ちに来院して下さい。